松の内も過ぎてしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年も会員の皆様の温かいご支援により、無事に栄養士会の運営を図ることができたこと、改めて深く感謝申し上げます。
昨年は給食施設に勤務する栄養士・管理栄養士にとって、食材費や光熱費、衛生消耗品費等の高騰をうけ、限られた予算の中で安定した給食を提供するのに、大変な苦労をした年でした。
我々栄養士・管理栄養士は、喫食者に必要なエネルギーや各栄養素を算出し、週間・月間において計画的に献立し、調理に必要な人的体制も考慮しながら給食の提供を行っており、今年はこれらの業務が無理なく行えるよう願っております。
さて、令和7年1月1日和歌山県の高齢人口比率(65歳以上)が33.9%で、全国に比して11位、近畿府県において1位と高齢者が多い県となりました。
高齢者が健康的な日常生活をおくる上で、生活習慣病対策や重症化予防が重要となることから、栄養摂取面でのアプローチが大切となり、併せて低栄養や疾病に対応した適切な栄養相談(指導)が必要となります。また年末に厚労省から発表のあった令和6年国民健康・栄養調査結果の概要では、和歌山県の野菜摂取量は男性220g、女性204gで男女共47位との結果となりました。栄養士会としても野菜の摂取量について啓発を行ってきましたが、今年度からは「健康づくりは野菜から」をスローガンとし、会員一丸となって「健康づくりや栄養改善」に取り組んで行きたいと考えています。
一方で、大規模な自然災害が発生している現状で、被害に遭われた皆様には、謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興と、穏やかな日常生活が戻りますよう心よりお祈り申し上げます。
当会では、令和6年3月に県と「災害発生時における栄養・食生活支援活動に関する協定書」を結び、県からの支援要請に対応できるよう日本栄養士会が企画運営する「日本栄養士会災害支援チーム」の研修会を受講し、必要な単位を修得した者が日本栄養士会災害支援チーム和歌山(以下JDA-DAT和歌山)として、全国の栄養士会や近畿府県栄養士会との連携強化を図っております。
2025年第13回定時総会において、これらの活動が一致団結して行えるよう「和歌山県栄養士会活動方針」として採択されました。
我々栄養士会は、県民が生涯を通じて心身ともに健康で長生きしていくため、県民の「健康づくり」「疾病の予防」に寄与すること、災害発生等非常事態に備えJDA-DAT和歌山の組織強化を図り、各行政機関や医療・福祉等関係団体との連携強化を図っていきたいと考えています。
今年も会員一丸となって「人生100年・健康で豊かな未来」を切り開いていきたいと考えております。遅くなりましたが、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年明けのご挨拶とさせて頂きます。
2026年1月16日
(公社)和歌山県栄養士会
会長 川村 雅夫





